素振りは必要?不要?

素振りは、本当に必要なの?

こんにちは大学まで14年間野球をしていました土岐(ドキ)です。
今日は野球の基本である「素振り」についてお話させていただきます。
この記事を読んで頂くことで“カキーン、カキーン、カキーン”、と君のバットがグラウンドに響く日も近いかも?

素振り

皆さんは、こんな名言を知っていますか?
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使わないでした練習は普通に嘘をつくよ」
“ダルビッシュ有“

そうなんです!練習は嘘をつくことがあるんです!

今あなたがやってる「素振り」って嘘をつかない練習ですか?
  • 友達と一緒に素振りをしている
  • ひたすら回数にこだわった素振りをしている
  • ど真ん中をばかりの素振りをしているなど

こんな素振りでは、練習に嘘をつかれてしまうかも…。

素振りを自宅でするときのコツ!

「周りに人がいないか確認してから行いましょう」
「公園でも素振り禁止とされているところもありますのでお気をつけて」
回数を数えるのはおすすめしません。
1時間も素振りをしていれば回数なんかわからなくなります。(笑)
まずは自分が1分間で何回素振りできるのかを測ってみましょう。
それから素振りする時間を決めて黙々と素振りを行います。
計算すれば何回素振りしたかわかりますよね!

あの世界のイチローさん、「僕は高校生活の3年間、1日にたった10分だけですが、毎日「素振り」をしました。その1日10分の素振りを1年365日、3年間続けたことが、誰よりもやった練習です。」と語られていますよね
継続すること、頭を使うこと(研究すること)が大事ですよね。

大事な事は「素振り」をするということもそうですが、毎日の継続した「素振り」が自分の形となり、フォームが固まってくるということです。日々の練習で課題も見つかりわからないところでのクセも出てきます。そういったところを日々研究し、試練は自分が成長するチャンスとらえ進化していくことも大事ですね。

イメージ素振り

※一番大事だと思います。(笑)

イメージ素振り

素振り中のイメージ
  1. 大会の球場をイメージします。
  2. 試合の打席をイメージします。
  3. チャンスの場面をイメージします。
  4. 相手ピッチャーをイメージします。
  5. ヒットを打つイメージで素振りをします。
    ↑いいイメージで気持ちよく「素振り」をしましょう。

内・外角、高め・低めなどのコースや、カーブスやトレート等の変化球などの配球をイメージしながら、コースや変化球に合わせた素振りをすることで、実践に対応ができるようになります。
各コースの的を作り、その的を見ながら、素振りすることも良いのではないでしょうか。
また、配球だけでなく、相手チームのポジションのイメージを意識しながらの素振りは、さらに実践向きの素振りです。
アウトローのボールを、一二遊間に流し打ちするイメージなど、打球の方向にも意識しながら素振りをして下さい。

私の大学時代のキャプテンは毎朝誰もいないグラウンドの
バッターボックスに立ちで素振りをしていました。
※ちょっと変わったやつでしたが野球が大好きなやつでした。
話を聞くと「ヒットを打つイメージが付きやすい。打てる感じがする」と言っていました。
それだけイメージが大事な練習ですよね。

フォームチェック素振り

100回・200回、30分・1時間と素振りを毎日しても、誤ったフォームで素振りをしていては、非常に危険ですよね。
一昔前では、姿見をみながら素振りをする練習法もありましたが、姿見があってバットが振れるスペースなんて、なかなか無いと思います。
私は、街灯の光に映し出される「影」を見ながら、よく素振りをしたものです。
ですが、現在では良いアイテムがありますよね。

そう、「スマホ」です!

スマホで素振りフォームのチェック

家族に動画を撮影してもらうのも良し、スマホスタンドや、スマホ用三脚も安くで購入できます。
スマホで撮影した動画で、スウィングチェックをしながら、素振りをすることで、自分自身のモチベーションも上げられると思います。
素振りの動画をコーチ監督に確認してもらうことが、一番いいでしょう。
動画に残しておくことで、見返すことができます。
自分の今の状態とスイングが、リンクしてきます。
調子のいい時、悪い時の差が明確に現れますよね。

“さらにもう一つ”アドバイスがあります。
野球を続けていくうちに、自分にしかわからない独特の感覚や、スイングの音があります。
そういった些細な感覚を大事に忘れないように、調子のいい時や悪い時の感覚とクセをメモしておきましょう。
見返したときにヒントになります。

“さらにもう1ランクレベルアップ“

トレーニングバットとそれにあった練習方法

ここでは、野球館がおススメするトレーニングバットと練習方法をご紹介いたします。

重量級トレーニングバット
重量級トレーニングバット
1000グラム以上のトレーニングバット。
極論言えば、力がないとピッチャーの球に負けてしまいます。
「体全体」を使って振りこなせるようになりましょう。※手打ちスイングはNGです。
変なクセが付くことを恐れるより「振り負けない力」を付けましょう。
振りこなせるようになれば、勝手に体幹も強くなっています。
体幹が強くなればプレー全体に大きな効果を生み出します。
さらにロングティーサンドボールも活用し飛距離を計測するとモチベーションも上がりますね。
グリップ極太トレーニングバット
グリップ極太トレーニングバット
手首の動きが抑制される極太グリップのトレーニングバット。手首や指先の小手先だけでは簡単に手首の返しができない為、こねて打つ癖のあるバッターや、ヘッドが極端に遅れて出てくるバッターおすすめトレーニングバットです。
握力・腕力をはじめ、スイングを行う際に使用する筋力も鍛えることができます。
横浜DNAベイスターズにいたT選手(現MLB選手)も取り入れていたとか・・・
長尺トレーニングバット
長尺トレーニングバット
長尺トレーニングバットでトレーニングをするのには、ロングティーがおすすめ。
長いバットは、なかなかヘッドが出てこないため、ヘッドを走らせたい方には最高の練習方法です。
さらに遠心力をフル活用し打球を遠くに飛ばすイメージとコツがつかめます。
小学生には、ノックバットで代用もできます。

まとめ

以上の内容はほんの一部です。
トレーニングバットと練習方法を取り入れてみて効果があった。」
「そのトレーニング方法は効果がある。」
などありましたら、是非メールを下さい。
今回の内容はあくまでも不調に陥った時、さらにレベルアップをしたいと思っているあなたに向けた引き出しの一つです。
正解はありませんが、かつてプロの世界で戦ってきた方から私も教わり、実際に心がけながら練習に取り組んでいました。
そのほかにも、こんなことに悩んでいるとかありましたらメールを下さい。
この記事を読んであなたが、まずすることは「素振り」です。
今日からまた一つ頑張りましょう。
これで“カキーン、カキーン、カキーン”、と君のバットがグラウンドに響く日も近いでしょう。